体臭が生魚のような異常な臭いがする時の原因と対策

体臭を消臭

「健康不安」とは、やや異なるものとして考えられている一方で
実際に悩んでいる中高年は多く、それ以上に周囲の人にも迷惑をかけてしまう
中高年にありがちな、典型的とも言えるトラブルが「体臭(口臭)」です。

「体が臭くなる」ということ自体は、加齢によって自然とリスクの高まってしまう
誰もが避けられないものでもあり、ある意味で仕方がないものと言えますが
多くの人に共通する症状であることから、油断してしまう人が多いことも事実です。

ある意味で「勲章」とも言えるものですが、それが”ただのおじさん臭”ではなく
体調・体内環境に異常な変化があった結果だとすれば、それに相応しい対処が必要になってきます。

一般的な体臭ではない、でも確かに異常な臭いがするものとして
「腋臭(わきが)」が挙げられ、一般的にも認知されているものでもあります。

この腋臭は体質が大きく関係するものであり、加齢との関連性はそれほど高くはありません。

また「健康状態」とも比例せず、「生まれつき」と言えるものです。

ただし、もちろん加齢によって症状の悪化リスクが高まる症状でもあります。

今では広く知られることですが、腋臭の原因は

  • エクリン腺
  • アポクリン腺

という、主に2つ存在する汗腺の「アポクリン腺」が発達していること

アポクリン腺から排出された汗が、空気に触れ酸化することで発生する症状です。

そしてこの腋臭と同じく、生まれつきの症状である可能性があり
同時に、加齢による体内環境の悪化が関わっていると考えられる体臭があります。

それは「生臭い」と表現されることの多い、普通のおじさん臭とは異なる症状です。

「魚臭い」体臭を放っている要素

悪化した場合には、「死んだ魚の臭い」と表現されてしまうほどに
極度な生臭さを放つ症状には、2つの可能性が考えられます。

1つは腋臭と同じく、生まれつきの体質と言える「魚臭症候群(トリメチルアミン尿症)」です。

魚臭症候群(トリメチルアミン尿症)

トリメチルアミン尿症とは、生まれつき「トリメチルアミン酸化酵素」が少ないことで
食事から摂取した食材の消化時に発生した、「トリメチルアミン」をうまく分解できない症状です。

正常に分解されなかったトリメチルアミンが、
血液中に流れ出ることで、体臭(口臭)が独特なものとなります。

トリメチルアミン自体に魚臭さがあり、「魚臭症」はこれに由来します。

また「尿症」と付くように、尿の臭い、更に汗の臭いに関しても魚臭いことが特徴です。

根本には「加齢による内臓機能の劣化」がある

このトリメチルアミン尿症は、先天的な症状であると同時に
肝機能障害(それに伴う肝機能の低下)によっても、同じ匂いが発生する可能性があります。

そのため加齢によって魚臭さが見られる場合というのは、まずは「肝臓の劣化」を疑われます。

肝機能が低下してしまったことで、トリメチルアミンをうまく分解できないことによって
トリメチルアミン尿症と似た、激臭を放つことになります。

肝臓とは非常に幅広い役目を担っている臓器であり、その分ダメージを受け続けてきた臓器です。

飲酒といったことは言うまでもなく、食生活を中心とした
今までの生活習慣の結果を、最終的に反映してしまう臓器と言えます。

やはり「腸内環境」が鍵を握っている

トリメチルアミン尿症は違う、でも生臭い・・・

最も疑うべき要因は、「腸内環境の悪化」です。

お風呂に入らない・・・といった、”不潔”なことによる場合は論外として
腸内環境の状態というのは、体臭・口臭に反映するものになります。

最も典型的な例が「便秘」であり、実際に便秘の時というのは体臭が強くなるものです。

言うまでなく、腸内環境に関しても食生活が影響するものであり
「乳酸菌(食物繊維)の不足」だけでなく、「脂質の摂取」も便秘の原因になります。

腸内環境の改善のためには、

  • 十分な水分
  • 適度な乳酸菌の摂取
  • 適度な食物繊維の摂取

といった定番に加えて、「動物性脂質を控える」ことも有効な対策と言えます。

また中高(更年)期というのは、性ホルモンの減少による
自律神経の乱れによって、下痢・便秘の症状が見られやすいと言えます。

男性の場合には、比較的下痢の症状が見られることが多いと言えますが
便秘の傾向が見られやすい、また下痢と便秘を交互に繰り返すことも珍しくありません。

  • 宿便の腐敗臭
  • 「悪い乳酸菌」の増殖

これらは、回り回って体臭に反映される典型的な悪材料であり

体臭問題にとどまらず、今後の様々なトラブルに発展する可能があります。

「何が原因か分からない体臭」に対しては、まずは腸内環境の改善から始めてみましょう。

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